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口蹄疫損失800億円

JA宮崎中央会によると、今回の口蹄疫で殺処分された牛は約6万8000頭、豚22万頭、損失額は約800億円に達し、この数字は県内の牛豚が一瞬のうちに1/4消滅するという異常事態になっています。

たとえば、県内有数の川南町を含めた4町では牛、豚が一頭もいなくなっている。8月末までふん尿処理がかかることから当面の再開は不可能とされ、また都城市内の食肉加工施設も稼働を再開したが、口蹄疫前の水準までに戻るのに2~3年かかるとされており、長期化する口蹄疫の後遺症はまだまだ続きそうとなっている。

今回の発生源についてはまだ特定されておらず、全国の関係者はこの「見えざる影」に設備投資、規模拡張に二の足を踏むところも多く出てくると予想され、設備投資の地域分散や血統保存のための緊急対策を検討し、新たなリスク管理を迫られているようです。