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牛生レバーの生食問題が前進

牛生レバーの生食問題については、牛の肝臓内部から病原性大腸菌の存在が確認されたことを受け、薬事・食品衛生審議会乳肉水産食品部会は2011年末、生食を許容するかどうかについて検討に入った。

どうすれば生食が可能であるか、という視点での検討から、審議では、

1.全頭検査による対応

2.生産段階から腸管出血性大腸菌をはじめとする菌類が存在しないような飼養方法による牛生産と、当該牛由来のレバーを生食用とする

などの方策があげられました。しかし全頭検査に関しては、内臓の鮮度を保つ上でもBSE検査の判定期間内に検査を可能にする必要性などの課題もあげられ、方向性を明示するには至らなかった。今後も業界関係者を含めた新たな調査などのデータを集積し、更に検討を続け、年度内にも一定の結論が示される予定。