トップページ > 最新情報 > 米国鳥インフルエンザ拡大懸念

最新情報


米国鳥インフルエンザ拡大懸念

(毎日経済通信より抜粋 平成27年4月20日号)

 米国では昨年終盤以降、高病原性鳥インフルエンザの発生が拡大しており、昨年12月以降で見ると、4月9日現在で12州で確認され、家きん類で26件が確認されており、15日にはアイオア州でも発生が報告されている。米国農務省統計(2013年)によればアイオア州のブロイラー生産量が米国全体に占めるシェアは6.5%以下、3月12日に報告されたアーカンソー州ではブロイラー生産量のシェアは約11.7%となっている。
 感染源は野生種との接触で、野鳥の移動経路に沿って急速に拡散している模様で、ミネソタ州では既に160万羽処分されるなど、感染拡大からミール需要への影響も懸念されている。