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鳥インフルエンザが3県へ拡大 香川県に続き福岡県、兵庫県で

農林水産省は11月20日、香川県三豊市の養鶏場6農場で高病原性インフルエンザの類似患畜が確認されたことを発表した。25日は福岡県宗像市の肉用養鶏農場で今年国内9例目の高病原性鳥インフルエンザ疑似患畜の確認を公表した。また同日、兵庫県淡路市の採卵鶏農場で今年国内10例目の高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたことを公表した。発生が続発していた香川県、直近で確認された福岡県に次いで3番目。

防疫措置については「防疫指針に基づいて、焼埋却、消毒などの措置を迅速かつ確実に実行していくことが必要であり、一刻も早く防疫措置を完了し、続発を防ぐためにも4、および5例目について国、県、市町村及び養鶏業者だけでなく、関連事業者だけでなく地域住民が一体となった取り組みを実施する」。と提言。

さらに、今シーズンの高病原性鳥インフルエンザは海外でも発生が続き、国内の野鳥でもウイルスが確認されていることから「全国的にも例年よりも感染リスクが高い状況にある」としており、引き続き使用衛生管理を徹底し、さらなる警戒に努める必要があるとまとめた。

(2020年12月1日食肉通信より抜粋)