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平成21年製油業界10大ニュース発表

12月15日、日本植物油協会は油脂関連業界誌記者の投票による「平成21年度の製油業界10大ニュース」を発表致しました。

1.大豆圧搾量250万トンに、菜種圧搾量も前年下回る。

2.消費の落ち込みで、植物油の供給量(国内生産・輸入)が前年を大幅に下回る。

3.デフレスパイラルが深刻化、植物油は原料高の製品価格安の苦境に。

4.健康エコナ・クッキングオイル、特保の自主失効届け。特保市場に衝撃。

5.大豆ミールの輸入再び急増、国内供給率が50%下回る。

6.農産物の国際価格低下の中で、油糧種子は高値継続。

7.ドイツのレポートで、グリシドール脂肪酸エステルが油脂関係業界の課題に。

8.消費者問題担当大臣、トランス脂肪酸の表示検討を指示。

9.アメリカの大豆、史上最高の豊作予想も品質に懸念。

10.未承認の遺伝子組み換えアマニ混入問題で、業界混乱。

次点.WTO音無しの1年間、閣僚会合も大きな進展なし。


昨年度10大ニュースと比べると、大豆圧搾量の300万トンから250万トンへの激減に代表されるように、不況の波を大きく受けた21年度と言えると思います。