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4カ国輸入条件「30ヶ月齢」に

 食品安全委員会プリオン専門調査会は9月5日、ことし1月から審議を進めてきた「BSE対策の見直しにかかわる食品健康影響評価」の最終評価書案についてまとめた。

評価書案では厚生労働省から諮問された事項のうち、

1.BSEの国内検査対象の規制閾値を「20ヶ月齢」から「30ヶ月齢」に変更する、
2.米国、カナダ、フランス、オランダの4カ国の牛肉・内臓の輸入条件の規制閾値を「20ヶ月齢」(フランス、オランダは現在輸入禁止)から「30ヶ月齢」に変更する、
3.国産と4カ国産のSRM(特定危険部位)の頭部(扁桃を除く)、脊髄及びせき柱について「全月齢」から「30ヶ月齢超」に変更する

ことについて、いずれも「リスクの差は非常に小さく、人への健康影響は無視できる」とした。