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無視できるBSEリスクの国として認定

 平成25年5月28日、フランス・パリで開催中の国際獣疫事務局(OIE)総会において、日本が「無視できるBSEリスク」の国に認定することが決定されました。

 農林水産省は昨年9月、OIEに対し最上位の「無視できるBSEリスク」の国の認定申請を行いました。その結果、本年2月に専門家(科学委員会)による審議が行われ、日本が「無視できるBSEリスク」の要件を満たしている旨の評価案がまとめられていました。

 今回の決定は、上記の評価案を受けての決定になります。この決定については近日中にOIEから「ステータス証明書」が授与される予定となっています。

 尚、「無視できるBSEリスク」ステータスの主な認定要件として、1.過去11年以内に自国内で生まれた牛で発生がないこと、2.有効な飼料規制が8年以上実施されていること、が挙げられます。

 また、「無視できるBSEリスク」ステータス認定のメリットとしては、日本のBSE対策の妥当性、有効性について、国際的な検証に基づく評価が得られることから、輸出先として有望な国との検疫協議の促進に資することが期待されます。