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日本畜産物輸出促進協議会(J-LEC)設立
(飼料通信 平成26年12月10日号より抜粋)
日本畜産物輸出促進協議会(会長中須勇雄氏、略称J-LEC)が8日設立された。
和牛をはじめとする日本の畜産物は、高級グルメ食材として注目され、安心・安全・高品質という評価のもと、所得向上の目覚ましいアジア諸国のみならず、欧米等においても需要が徐々に拡大してきている。日本の畜産物の海外販路開拓がますます求められ、国の「産業競争力会議」や「日本再興戦略」においても、オールジャパン体制でブランド強化を図りつつ、牛肉などの個別品目の輸出促進のための体制を順次確立することが決定された。
こうしたことから、すでに輸出促進活動がある程度進められている牛肉を中心に、これから輸出促進を進めようとしている豚肉、鶏肉、鶏卵、牛乳乳製品を含む、オールジャパンでの国産畜産物の輸出促進を一層強化していくことを目的に設立された。
牛肉については、現在中央畜産会に置かれている「牛肉輸出戦略検討委員会」などの体制を大きく発展させ、国産牛肉の生産、産地、加工、流通、輸出などに渡る多くの畜産関係者の総力を結集して、輸出促進体制を構築していく。
また、他の産品(豚肉、鶏肉、鶏卵、牛乳乳製品)についても、同様の活動が早期に行われるようスピードアップしていくとしている。