公益社団法人中央畜産会と日本貿易振興機構（JETRO）はベトナム、英国・ロンドンで牛肉輸出解禁に伴うプロモーションイベントを6月下旬に開催した。

　現在、海外では外国産「Wagyu」が流通しており、統一的なノウハウとルールをもって日本の和牛を付加価値をもって普及させるため、現地の流通・小売事業者とネットワークを形成できる場の創出が必要と判断し、こうしたイベントの開催となった。

　ベトナムでは今年4月に牛肉輸出が解禁になったことに合わせ輸出開始当初こそこういった統一的なプロモーションを実施する価値があり、EU向け牛肉輸出に関しては、所得水準が高く世界中から富裕層が集まり、食のトレンドでもあるロンドンからの情報発信に意義があるとされ、こうしたイベントの開催地となった。