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貿易摩擦及び豚コレラの発生で中国国内豚肉価格急騰

一部既報の通り米中貿易摩擦の中で、中国が米国への制裁措置で米国産大豆に高率の関税を課した為に飼料価格が上昇となった。特に中国の飼料畜産は養豚業が活発であり、相当の米国産大豆や大豆粕が飼料として給与されている。飼料価格が制裁関税の影響で大幅に上昇した。これにより養豚農家の採算が悪くなり、一時はと畜が増えたものの、その後は飼養頭数が減少、更に8月に○○省の養豚場でアフリカ豚コレラが発生したことで、大量の殺処分が実施された為に供給が大幅に減少し、豚肉価格が今後は急騰するとみられている。国民の食生活に大きな影響が懸念されており、消費の低迷等の同国経済への影響が深刻化するとみられている。(日刊毎日経済通信 平成30年8月28号より抜粋)