トップページ > 最新情報 > 平成20年製油業界10大ニュース発表

最新情報


平成20年製油業界10大ニュース発表

12月16日、日本植物油協会は平成20年度の「製油業界10大ニュース」を発表致しました。



  1. 油脂、油糧種子の国際価格、フレート等史上最高値へ急上昇から急降下へとめまぐるしい変化

  2. 製油業界が食品価格適正化への先陣、業界挙げて植物油の価値向上に成果

  3. 世界の景気後退が食肉市場にも影響、業務用油使用の節約志向など油需要は年後半に大幅減少

  4. 大豆圧搾数量300万トン割れ、熱帯油脂供給量が大豆油を追い抜く

  5. 上昇する製油コスト、斗缶価格を4千円台に押し上げ、家庭用価格も情報に転じる

  6. 低価格を求めて国内のミール需要が激しく変動、菜種ミール2万トンを輸出

  7. カナダ産菜種1千トンを超す大豊作、豪州も増産で菜種の国際需給緩和へ

  8. 食への信頼が揺らぐなか、日本植物油協会信頼性向上推進指針を策定

  9. 製油業界、20年度中間決算は改善も下期への不安を残す

  10. 大豆ミールの輸入引き続き増加、インドが連続して最大の供給国へ


次点 中国から輸入食品に対する不安感が高まり、消費者の忌避感


今年は特に「原料と製品価格」、「食品の安全・安心」に業界が振り回されたといえるということです。上記ランキングを見ても分かるように殆どが原料価格の急騰ないし下落と製品価格の是正に関することです。